🖐️ レオパのハンドリングと慣らし方【信頼関係を築くコツ】
ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)は、比較的おとなしく人に慣れやすい爬虫類として知られていますが、個体差もあります。
無理に触るのではなく、少しずつ「慣れてもらう」意識が大切です。
ハンドリングの目的とメリット
- 健康チェックがしやすくなる
- スキンシップによって信頼関係ができる
- 飼い主が観察・飼育をより楽しめる
ハンドリングに適したタイミング
- 食後2日以上経っている(吐き戻し防止)
- 活動時間(夜間)よりやや前
- ケージ内で落ち着いている様子が見られるとき
ハンドリングの基本ステップ
ステップ1:まずは慣れてもらう
- ケージの外から毎日声をかけたり動きを見せたりして存在を覚えてもらう
- 餌をピンセットで与えることで、手に良い印象を持たせる
ステップ2:手を近づける
- ゆっくりと手をケージに入れて、レオパが自分から乗ってくるのを待つ
- 無理に捕まえない
ステップ3:短時間のハンドリング
- はじめは1〜2分以内で終了し、徐々に時間を延ばす
- 地面やテーブルの上など、低い場所で行う
ハンドリング時の注意点
- 尾をつかまない(自切の原因)
- 高い場所で持ち上げない(落下事故防止)
- 緊張している時や脱皮前は避ける
- 急な動き・音に注意
慣れない・嫌がる場合の対処法
- 無理に触らず、日々の接触回数を減らして様子を見る
- 環境(温度・湿度・照明)に問題がないか確認
- 個体の性格として「観賞向け」と割り切ることも必要