レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)を健康に育てるためには、温度と湿度の管理がとても重要です。
このページでは、適正な温湿度の数値、ヒーターの使い方、湿度管理の工夫まで初心者にも分かりやすくまとめています。
✅レオパに適した温度設定の目安
飼育環境 | 温度の目安 |
---|
ホットスポット(温かい側) | 32℃前後 |
クールスポット(涼しい側) | 26〜28℃ |
夜間 | 24〜26℃をキープ |
- ホットスポットとクールスポットを設ける「温度勾配」が大事
- 体温調節を自分で行うために、温かい場所・涼しい場所を選べる構造にしましょう
🔥加温方法とおすすめの器具
● 床下ヒーター(パネルヒーター)
- レオパはお腹で温度を感じるため、底面加温が最適
- 温度調整ができるタイプがおすすめ
● サーモスタット
- 設定温度でヒーターを自動制御
- 夏や昼夜の温度差対策にも必須
● 温度計・湿度計
- 各スポットごとに設置し、常に確認できる環境にしましょう
季節ごとのポイント
春(3月〜5月)
- 室温が安定してきますが、夜間の冷え込みに注意。
- **暖突(ヒーター)**を継続して使用。
夏(6月〜9月)
- 高温注意!クールスポットが30℃を超えると危険です。
- エアコンや冷却ファン、凍らせたペットボトルを利用して温度上昇を防止。
秋(10月〜11月)
- 日中と夜間の気温差が出てくるので注意。
- 再度、ヒーターを稼働。湿度も下がるため加湿も視野に。
冬(12月〜2月)
- 保温が最重要。ケージ内の温度が20℃を下回らないように。
- サーモスタット付きの保温器具+保温シートの併用がおすすめ。
💧レオパに必要な湿度の目安
状況 | 湿度の目安 |
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通常時 | 40〜60% |
脱皮前後 | 60〜70%程度 |
- 高すぎるとカビ・ダニが発生するため注意
- 低すぎると脱皮不全や呼吸器系のトラブルの原因に
🧂湿度管理の方法と工夫
- ウェットシェルターを設置:脱皮前の湿度対策に最適
- 水皿の設置:水分蒸発で湿度がわずかに上がる
- 霧吹き:湿度が下がりすぎた時の一時的な対応
- 冬や乾燥する時期は湿度計を見ながらこまめな対策を
⚠温湿度トラブルの症状と対処
症状 | 原因 | 対策 |
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食欲がない | 寒すぎる | ホットスポットの確認と強化 |
脱皮不全 | 湿度不足 | ウェットシェルターの見直し |
呼吸が荒い | 高湿度すぎ | 通気性や換気の見直し |
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